こんにちはテイトです!!
実は結婚式を挙げることになったんだけど
話が上手な友人がいるから
その人に司会を頼もうと思うの。
友人だから費用も抑えられるかなって。
それはおめでとう!!
でも待って!!
司会は絶対にプロにお願いして!!
なぜ友人に司会を頼んでいけないか教えるよ!!
【この記事でわかること】
・結婚式の司会を友人に頼んではいけない6つの理由
・外部の司会者に依頼することも検討しよう
・全員が楽しめる結婚式にするために
新郎新婦の手助けをして来ました。
ナレーターを本業としていたため
友人たちの結婚式の司会も何度も務めて来ました。
司会だけでなくカメラマンや事務の仕事もしていたので
結婚式を熟知しています。
【結婚式の司会を友人に頼んではいけない理由】
①聞きにくい
どんなに話が上手と言われる人も
活舌が良いと言われる人も「文字を読む」「声に出す」ことは
素人とプロとでは雲泥の差です。
素人が文章を読むとほとんど小学生の音読だったり
イントネーションがめちゃくちゃになったりします。
司会やナレーション、アナウンスは「上手」と言われることが
すごいことではありません。
彼らはわき役ですので
「なんの違和感もない」
「不快に感じない」
「自然に耳に入って来る」ことが求められる技量です。
例えばみんな走ることはできるよね!!
でも陸上大会には出ない。
もし出場したとしたら走れるだろうけど
ダントツ最下位で恥ずかしい思いをするよね。
「何で大会なんか出たんだろう」って。
司会も同じです。
話すことができるから司会ができるわけではありません。
司会者は発声、発音、抑揚、フリートークなど特殊技能を学んでいます。
残念ながら誰が聞いても
素人の司会やナレーションは耳障りになってしまいます。
感動を呼ぶお手紙のシーンを思い出してみて。
司会者はここでガラッと声のトーンを変えるんだ。
これで瞬時に盛り上がっていた場の空気を変えて
しんみりした空間にしてしまうんだ。
ずっと同じトーンで司会をしていては
メリハリのない結婚式になってしまいますので
必ずプロにお願いしましょう。
司会者の仕事や声の仕事をしている友人であればもちろんOKですよ。
むしろお願いした方がいい面もあります。
②イレギュラーに対応できない
結婚式が滞りなく進めばいいですが
イレギュラーは起きるのも事実です。
プロであれば経験もあり対応できますが
素人の場合どうしたらいいかわからなくなります。
指示をもらってもマイクを使っていいのは司会者だけです。
友人には荷が重すぎますね。
例えば挙式や披露宴の静かな場面で
赤ちゃんが泣いてしまったらどうしよう。。。
「どうしよう。どうしよう。」と思うよね。
「赤ちゃんもお二人を祝福してくれているようですね」
なんて言えたら会場も和むかもね。
緊張でいっぱいの慣れてない方には難しいね。
他にもお酒の場ですから盛り上がりすぎたり
時間が押したりすることもあります。
個別でスタッフが注意に行くこともありますが
ゲストが不快な気持ちになるのは避けたいですよね。
そんな時はマイクを持って騒いでいる人に
インタビューに行こう!!
マイクを向けられると人は緊張し大人しくなるよ。
剣よりペンが強いようにマイクが強い時もあるんだねぇ。
司会者は表舞台で表現やお祝いの方法で
場の様子をコントロールしなければなりません。
③下準備が大変
司会者は噛んだり間違えてはいけません。
特に間違えていけないのは「肩書と名前」です。
祝辞や乾杯の音頭、スピーチなど
肩書と名前を伝えるシーンは必ずあります。
それぞれの肩書と名前を確認し読み方も確認する必要があります。
また、素人の場合タイムテーブルに沿った台本がないと
言葉に詰まってしまいます。
2時間余りの披露宴の台本を作るとなると
文字数は相当数になります。
それらの準備が必要になります。
事前準備ができればまだいいですが
電報を読み上げる場合は
当日朝か直前まで確認できないこともあり
ほぼ下読みなしで読まなければなりません。
④ビデオや動画に残る
披露宴にはビデオカメラマンを付けている場合や
ゲストがスマホなどで動画撮影している場合があります。
それらで撮影されれば一生残ります。
司会進行がたどたどしいと
見返したり誰かに見せることを躊躇してしまいます。
残るものですからプロにお願いしましょう。
⑤会場スタッフに負担がかかる
司会者は本来スタッフ側の人間ですが
友人が司会者となるとゲストとスタッフの半分ずつになります。
会場スタッフからするとゲストという位置づけになるため
ないがしろにすることもできず
素人となるとよりサポートが必要になります。
「こうしてほしい」と言った要望も伝えにくくなります。
ただでさえ当日スタッフ陣はとてもバタバタします。
それぞれの役割がしっかり務めなければ成り立ちません。
司会者に構っているほど残念ながら余裕はありません。
⑥結果はどうあれ「心付け」が必要
友人の結婚式を頼んでうまくいけば問題ないですが
「正直やっぱり素人だったね」と思ったとしても
心付けは渡さなければなりません。
費用を抑えるために友人に頼んだのに
逆に無駄な出費になってしまったと思えるでしょう。
「少し多く出費が出てもプロに任せた方が良かった」
と後悔するでしょう。
【外部の司会者に依頼することも検討しよう】
結婚式場のプランによって司会者や装花、メイクなど
すべて決まってしまっていて外部に頼めないことがありますが
持ち込み可能でしたら外部から司会者を探すこともお勧めします。
①司会者を選べる
式場専属の場合決まった司会者で選べないことが多いです。
すべてではありませんが
式場専属の司会者は女性で40代や50代が多いです。
「男性の司会者がよかった」とか「もっと若い人がよかった」
と思うかもしれません。
確かに女性の方が男性より聞き取り安かったり
新婦に接近しても問題なく
年を重ねている方が安心や落ち着きがあります。
しかしあなたの結婚式ですので
自分で決められることは自分の希望で決めて行きたいですね。
司会者事務所はたくさんあり
ホームページには司会者のプロフィールや経歴
サンプルボイスが聞けます。
そこで希望の司会者を見つけましょう。
結婚式の司会も依頼可能であれば
声優・ナレーター事務所でアニメの吹き替えや
聞いたことがあるナレーションの人にお願いすることもできます。
②出費を抑えられる可能性も
式場専属の取引先の場合、競争相手がいないので
料金が高く設定されていることがあります。
直接司会事務所に依頼する方が安く済むこともありますので
式場でもらった見積もりを確認し比較検討しましょう。
【全員が楽しめる結婚式にするために】
司会者は全員が耳にするもので
場合によっては耳を傾けることもあり
聞きやすさだけをとってもとても大切な役割です。
参列したゲスト全員が不快に思わないようにしなければなりません。
また、結婚式で嫌われることに「内輪話、身内話」があります。
例えば高校時代の部活で流行った
掛け声やルールとか
特定グループしか知らないことを
全員の前でやられて盛り上がったら
知らない人からしたら白けるよね。
ヤキモチではないですが
全員が何かしらで新郎新婦と深く関わっている人たちですので
良い気分はしませんね。
司会者が友人で「司会者」としてふるまえば問題ないですが
「友人」として接すると身内同士になりやはり場が白けます。
全員が「良かった」と思える結婚式にするには
「身内」を極力持ち込まないことです。
【結婚式の司会を友人に頼んではいけない6つの理由まとめ】
①聞きにくい
②イレギュラーに対応できない
③下準備が大変
④ビデオや動画に残る
⑤会場スタッフに負担がかかる
⑥結果はどうあれ「心付け」が必要
素人プロの差は歴然ですので
必ずプロに頼みましょう。
可能であれば式場以外の外部の司会事務所から
お2人のイメージに合う司会者さんにお願いするのもお勧めです!!
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